外壁塗装におけるタッチアップとは？種類について

外壁塗装について調べているとタッチアップという言葉を目にすることもあるかもしれません。外壁塗装においてタッチアップの作業は大切な役割も持ち合わせています。

稀にタッチアップを行っていない業者もいると聞きます。そこでここでは外壁塗装におけるタッチアップ塗装についてご紹介したいと思います。

タッチアップ塗装の種類やその必要性などについても触れてみたいと思いますので、ぜひ最後まで読み進めて頂ければと思います。

外壁塗装におけるタッチアップとは？

外壁塗装は工事後、職人により塗装箇所全体を確認します。その際、外壁に塗り残しや傷などが見つかった場合、また、外装材を釘止めしたときの釘の頭などを隠すために補修塗装します。

これを「タッチアップ塗装」と呼びます。

このタッチアップ塗装は色合わせが難しい場合もあり、職人の腕が垣間見える作業でもあります。

またタッチアップにはタッチアップ専用の塗料もあったりと実はこの作業だけでもちょっとした知識が必要だったりもします。

そしてタッチアップ塗装には外壁の部分的に行うタッチアップ、外壁の釘を隠すために行われるタッチアップの２種類があります。

外壁塗装のタッチアップ塗装の種類

外壁の部分的におこなるタッチアップ塗装

外壁部分の一部分に傷や塗り残しが見つかった場合、塗装した塗料の色味に合わせて部分的にタッチアップ塗装を施します。

作業範囲が家全体でない分、作業時間的にも半日くらいで終わる事が多いです。また、補修した事が分からないように塗る必要もあるので職人の腕が問われます。

外壁の釘を隠すために行うタッチアップ塗装

サイディングボードなどの外壁材はその継ぎ目を釘で止めている事が多いです。ただ、その釘はそのままにしておくと美観的にも良くないです。

また、釘打ちした箇所は外壁表面と釘の頭に高低差があり凸凹してるケースもありますので、パテを用いてその上からタッチアップ塗装することもあります。

外壁塗装を行う際は全体を塗料で塗布していくわけですが、こういった細かい部分の塗装を怠らない事で、より完成度の高い外壁工事が実現します。

なぜ必要？外壁塗装でのタッチアップ塗装

タッチアップ塗装は外壁塗装後に行うことがほとんどです。

タッチアップを行うことで、塗り残しや傷を隠す事ができ綺麗な外壁を実現する事ができます。

仮に塗り残しや傷が外壁にあると、経年によりそこから劣化してくることも懸念されます。そういった心配材料を限りなく減らすためにも、外壁を綺麗に長く保つためにも、このタッチアップ塗装は大切で必要な作業だと言えるはずです。

まとめ

今回は外壁塗装におけるタッチアップ塗装について紹介しました。

部分的に行うタッチアップ塗装や釘の頭を隠すためのタッチアップ塗装などがあります。タッチアップ塗装は簡単そうに見える作業ですが、実は塗装業者の腕が問われる作業でもあります。

タッチアップがきちんと行われているかどうかを確認するだけでもその塗装業者がどんな業者なのかも分かるかもしれませんね。