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リフォームでぼったくられた…とならない為に注意したいチェック項目

リフォームでぼったくられた…とならない為に

SNSをみていると,リフォームやリノベーション,DIYの様子をあげている人がたくさんいるので、見ているだけでも結構楽しめますよね。ただ,これらの違いってご存じですか?

作業的にはすべて同じように感じますが, リフォームやリノベーションは専門業者が行うこと,DIYは専門業者ではないつまり素人が行うことです。そして,リフォームとリノベーション,この二つも似ているようですが,違うものです。

詳しくは「リノベーションとリフォームとリニューアルの違い」で解説しましたので参考にしてみて下さい。

それはそうと素敵なリフォームを実現するためには業者の選定をする必要があるのですが、中には「ぼったくり」業者も少なくありません。

そこでここではリフォームでぼったくられた…とならない為に注意したいことについて紹介したいと思います。

目次

リフォームでのぼったくり例

訪問

それでは早速リフォームでのぼったくり例をみていきましょう。

①:訪問販売

リフォームに限らず訪問販売は今の時代でも多いです。特に戸建てだとよく色んな営業の人がやってくると思います。

2018年,大阪を中心に大きな地震と台風がありましたが、この地震の後,そして台風のあと、屋根や外壁修理の訪問販売が凄く、詐欺じゃないものもあったと思いますが,その多くはぼったくり業者だったと聞きました。

その手口はこうです。

「この地区で無料点検をしています。」

「〇〇様邸で無料で屋根の点検をしますので一緒にいかがですか?」

当時は屋根にブルーシートを被せている家が非常に多く,地元の正規業者も半年待ちという状態だったので,その弱みに付け込んだのかもしれません。

修理業者が見つからず,家の不具合で困っているところにこの訪問。そして,とりあえず無料で点検してくれるならと頼んでしまいがちです。

私も無料点検とか見積りだけでもと言われると,ついつい話だけでも?て思うこともありますが,こういうのが一番危険だと言えますので注意して下さい。

②:激安チラシ

訪問販売はドアを開けなければ大丈夫!なのですが,チラシはどんどん投函されます。不用品の処分に困った時などは,”無料引き取り”という言葉に釣られてしまいそうになります。でも,よく考えたら,冷蔵庫等も無料引き取りっておかしくない?と気づきます。

※エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機はリサイクル券が必要です

案の定、そのチラシに書かれてある連絡先をインターネットで検索してみると,詐欺だ!ぼったくられた!こんな口コミがたくさん出てきます。

激安だから全てが詐欺やぼったくりとは限りませんが,タダほど怖いものはないということです。

リフォームでも適正価格というものがあります。技術料や出張料は別として,材料費ってある程度決まっているので、そこが激安ということは疑うべき理由にもなります。

③:頼んでいない工事を勝手に進められる

一つ契約をすると〇〇も一緒にするとお得ですよ~ってすすめられてあっという間に契約してしまうこと。でも,分かったうえで契約しているし,話も聞いているので依頼主が気をつける事で防げる問題ではあります。

ただ、リフォームでよく聞く話で,屋根の修理を頼んだのに,「サービスで他の点検もしておきますね」と家中点検されて,勝手に不具合箇所を修理し,請求される。もちろん価格はぼったくり,工事も手抜きだったり。。。そんな業者も中にはいますので注意しましょう。

リフォームでぼったくり業者を見極める為には!?

疑い

先ほどはありがちなぼったくり例をご紹介しました。次はそのぼったくり業者を見極めるポイントについてご紹介いたします。

①:大げさな表現をして不安をあおる

屋根や外壁の修理が必要かもと思っている時に,「このままじゃ家が崩れますよ」というような必要以上に不安をあおる業者は要注意です。

今もしている業者がいるのかは分かりませんが、割れた瓦などを持ってきてあたかもこの家の瓦が落ちてきたかのように見せかけたり,ひどいと別映像を流して,床下に白アリがいるなどと説明する業者もいます。

長年住んでいる家だと,そういうこともあるのかな?とか,もし地震が来たら,台風シーズンの前にとついついその口車に乗せられてしまうことも。。。

②:安いことをアピールして商品説明が後回し

少し不安を感じているところに,

「今ならこんなキャンペーンがあります」とか

「先着〇名のモニター価格です」とか

びっくりする話術でアピールしてくることもあります。でも基本アピールしてくるのは価格だけです。どんな商品か,どんな工事なのかは聞いてもなかなか説明してもらえないことが多い場合があります。

つまり、そこが疑うポイントにもなります。

そういった業者はちゃんとした工事をすることが目的ではなく,ぼったくることが目的なので,きちんとした商品説明等はしてもらえない可能性が非常に高いです。

③:とにかくしつこい,すぐに契約をさせようとする

話しているうちにこの業者怪しいなとか,家のことを一人で決めるのはちょっとと思って,家族と相談すると言っても,なかなか帰らない営業マンの場合,ぼったくり業者である可能性が高いかもしれません。

ぼったくり業者は契約させることが目的なので,契約が取れるまで中々帰ってくれません。それならせめて見積りでもと思って,見積りをお願いすると,勝手に契約書になることもあるそうで。そんな話を聞くと怖いですよね。

無料点検や無料見積りをすすめてきても,口頭だけではなく,書面でどこからどこまでが無料なのかを確認することも大切です。

ぼったくり業者と契約してしまった時の対処方法

相談窓口

ぼったくり業者はその道のある意味プロなので,なかなか帰ってもらえず,契約させられてしまったということも少なくありません。また,ぼったくり業者とは思わず契約したものの,まわりの人からそれはおかしいと指摘される場合もあるかもしれません。

契約してしまった場合の対処法についても紹介したいと思います。

①:クーリング・オフ

クーリング・オフは聞いたことありますか?独立行政法人国民生活センターのHP(http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html)によると,

「いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。 」

と書かれています。

訪問販売の一定の期間は「8日間」とされています。ぼったくり業者とわかりクーリングオフをしたいというと,大概施工が始まったのでできないというそうです。しかし,申込書面・契約書面を受け取ってから8日以内 であれば可能なので,契約解除ができます。

この行為を妨害することも少なくないので,おかしいなと思ったら早めに法律の専門家に相談すると良いですよ。

②:各種相談窓口へ相談

おかしいなと思った時点で専門家等に相談をと言われますが,そもそもどこへ?と思いますよね。

クーリングオフに関しても,8日以内と言われてもどのような手続きをすればいいのか分かりにくいと思いますので以下の2つさえ知っておけば、ほぼほぼ問題ありません。

◯住まいるダイヤル(https://www.chord.or.jp/

ここは住まいの困ったを相談できる窓口で,国土交通大臣指定になります。

建築士が対応してくるので,リフォームが必要なのか,説明が正しかったのか,金額が適正かなど相談に乗ってくれ,常駐している弁護士が法的措置についても相談することが出来ます。

◯日本建築家協会 (http://www.jia.or.jp/index.html

ここは各支部において,市民向けの無料建築相談をしています。建築家が住まいに関する疑問や悩みに答えてくれます。

③:違約金の支払い

契約解除ができれば良いですが,期間が過ぎてしまったなどで,違約金を払わないと解約できないという場合も中にはあります。その場合は残念ながら支払うことになりますが,この際も上記の専門家や消費者センター等に連絡することが大切になってきます。

まとめ

せっかくのリフォームのはずなのに,ぼったくり業者に遭ってしまうと辛いですよね。金額がぼったくりでも困りますが,適切な工事が行われないと,本当に家に住めなくなってしまいかねません。

ぼったくり業者を見極めることができれば良いのですが,実際はそう簡単にはいかないかもしれません。

  • 大切なことはその場で契約をしない。
  • 詳細が書かれた見積書をとる。
  • 相見積もりをとる。

このあたりがポイントになってくるかもしれません。価格の比較はもちろん,内容を見れば悪徳かどうかも分かるでしょう。

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