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近年、外壁塗装に無機塗料を使用した事例も増えてきています。
無機塗料は耐候性も高いこともあり、注目を集めている塗料でもありますが、無機塗料でのトラブルが起きてしまうことも稀にあります。
無機塗料は外壁塗料の中でも光触媒と同じくらい高価な塗料でもあるので、そのメリットとデメリットは知っておきたいものですよね。
そこでこの記事では、無機塗料にとるトラブルや、メリット、デメリットをご紹介したいと思います。
無機塗料によるトラブル事例の多くはその性質や価値を理解出来ていないことや認識の違いによるものが多いです。
その中でも特に無機塗料は塗膜が有機塗料よりも固くなりやすい性質なため、地震大国でもある日本だと地震の揺れでひび割れが起きてしまうことがあります。
無機塗料によるひび割れが気になる場合は、無機塗料の中でも伸縮性のある無機塗料もありますので、そういった塗料を選ぶと良いかもしれません。
そもそも、ここで言う無機塗料とはどんな塗料なのでしょうか。
無機塗料とは一般的に使用される塗料に”無機物”を配合させた塗料を指しています。
無機物にはレンガやガラス、鉱物など炭素を含まないものがありこれらを配合して作られたものになります。(一般的にはセラミックなどの無機物を主な成分としている塗料。)
そのため無機塗料は耐候性や耐久性に優れていると言われてます。ただ、無機物が何%入っているから無機塗料であるなどの定義もないので、業者によっては実証されてない無機塗料を高額で請求する業者もいるようです。
要はこの辺りの認識の違いによるもので、トラブルへと発展してしまう可能性があるということですね。
ではそんな無機塗料のメリット・デメリットをまとめてみましたのでご紹介したいと思います。
無機塗料にはカビなどが好む有機物の成分が少ないので発生を抑制できる効果が期待できます。
セラミックなどの無機物を成分として含んでいるので、雨風、紫外線などの影響も受けにくいです。紫外線の影響を受けにくいということは劣化しにくいのでおうちの外壁も長く保護してくれるということですね。
一般的に無機塗料の耐久性は20年とも言われているので、場合によってはフッ素系塗料をもしのぐ耐久性を誇るかもしれませんね。
無機塗料はセラミックや、ガラスなどの無機物を含んでいるため燃えにくいという特徴があります。
火が燃えるためには炭素が必要ですが炭素量も少ないので結果的に燃えにくいという特性があります。
無機塗料は鉱物などを含んでいる塗料のため有機塗料と比べると柔軟性がありません。
そのためヒビ割れを起こしやすい外壁には相性が良くありません。ただ、先述したように伸縮性のある無機塗料も中にはありますので、予算に余裕のある場合はそのような塗料を使用するのでも良いかもしれませんね。
今回は無機塗料について紹介しました。
セラミックや鉱物を含む無機塗料は耐久性もあり人気の塗料ですが、その反面デメリットもあるということは知っておく必要がありそうですね。