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雨漏りは住宅トラブルの中でも特に厄介で、気づいたときには被害が広がっていることもあります。だからこそ、信頼できる業者選びが大切になります。しかし、広告やホームページを見るだけでは本当に信頼できる業者なのか判断しにくく、「どこに頼めばいいの?」と迷ってしまうのが現実です。
どうすれば安心して任せられる業者を見つけられるのでしょうか?
本記事では、雨漏り修理の業者選びで失敗しないためのポイントをご紹介していきます。
住まいを長く快適に保つために、雨漏りについて基礎から理解しておきましょう。どこから水が染み込むのか・なぜ雨漏りが発生するのか・放置するリスクなどについて知っておくことで、被害を最小限に抑えることができるでしょう。
雨漏りとは、屋根・外壁・窓周り・ベランダなど、住宅の「外」と内部を隔てている部分から、雨水などが意図せぬ経路で建物内部に侵入する現象です。水は風の影響で隙間やひび割れを伝い、屋根裏・壁内部・天井まで達することがあります。
外から見ても異常が分かりにくいケースが多く、雨が降った時や湿度が高い時だけ症状が出るため、発見しにくいのが特徴です。
雨漏りが起きる原因は複数あり、重複して発生することも多いです。
まず、屋根材(瓦・スレート・金属屋根など)の劣化・割れ・浮きなどが原因だと考えられます。屋根材は、紫外線・雨風・凍結などの影響を受け少しずつ劣化していき、防水性能も低下していきます。また、窓枠・外壁の継ぎ目・コーキング(シーリング材)のひび割れ・剥がれなども、雨漏りの典型的な原因とされています。
雨漏りの侵入経路を特定するのは容易ではなく、見過ごせない箇所が点在しています。
雨漏りを放置していると、最初はわずかなシミや湿り気だけでも、時間の経過とともに被害が拡大していきます。木造建築では、柱や梁など重要な構造部材が腐ってしまい、住宅の強度・耐久性が大きく損なわれます。鉄骨や鉄筋の場合でも、錆びや部材の劣化を招くでしょう。
湿気の溜まりやすい場所ではカビやシロアリが発生しやすく、住人の健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。被害が進むほど修理コストも大きくなってしまうため、放置しないで早期対応することが大切です。
雨漏りトラブルを早急かつ確実に解決するためには、業者選びが非常に大切になります。業者によって技術力・スピード・保証内容に大きな差があります。業者選びで失敗しないためにも、以下の3つのポイントをきちんと押さえておきましょう。
信頼できる業者を見つけるためには、まず「十分な現地調査を行うか」を確認してみましょう。パッと見の目視だけで調査を済まさず、水をかけて雨漏りの箇所を特定する「散水調査」・発光液と紫外線ライトを使用する「発光液調査」・温度差で箇所を特定する「赤外線調査」など、細かな調査で水の侵入経路を特定できる業者が望ましいです。
また、見積書に「一式」などと曖昧な表現がされておらず、修理部分・必要な材料や施工方法・値段の内訳が書かれているかどうかも確認しましょう。さらに、地元に根ざした業者であり、連絡・駆けつけがしやすいかどうかも重要なポイントです。
雨漏り修理業者のランキングは、多くの業者の中から評判や強みを比較できる便利な情報源です。ただし、ランキングをそのまま鵜呑みにするのではなく、ランキングの「基準」「掲載方法」「口コミ」に注意することが大切です。例えば、ランキング上位の業者でも「地域対応範囲が狭く、スケジュールが埋まっていてすぐ対応できない」ということもあるため、事前に確認しておく必要があります。
また、ランキングサイトによっては広告料を取って掲載順位を操作しているものや、比較項目が曖昧なものもあります。どのような評価指標(施工実績・料金・保証・対応スピードなど)でランク付けされているかをチェックし、自分の重視する点に合った業者を絞る材料として利用しましょう。
雨漏りの修理業者だけでなく、経験豊富な職人に依頼する方法もあります。まずは「雨漏り診断士」などの専門的な診断資格を持っているか確認しましょう。経験年数や過去の施工事例が豊富な職人も信頼できます。
写真や口コミなどで、過去の施工の丁寧さや仕上がりを確認できる職人を選ぶと良いです。熟練の職人であれば、素材の扱いや複雑な部位の処理などで手抜きが少なく、丁寧な仕上がりになることでしょう。
雨漏りは小さな隙間や劣化から始まり、放っておくと建物全体に影響を及ぼしてしまいます。修理の方法や費用を把握しておくと、業者に依頼するか自分で応急処置をするか判断しやすくなるでしょう。
コーキング(別名:シーリング)とは、外壁・窓枠・屋根の取り合い部分など、建材同士の継ぎ目や隙間に材料を充鎮し、建物の気密性・防水性を高めるための方法です。既存のシーリング材の劣化によって雨漏りが生じている場合は、増し打ち(既存材をそのまま残して上から充填する方法)か、打ち替え(既存のシーリング材を除去して新しく充填する方法)が選ばれます。
打ち替えの方が耐久性・防水性は高くなる一方、コストや工数もやや大きくなってしまいます。コーキングには材料選びもあるため、施工場所・用途・耐候性などを考慮して適切なタイプを選ぶ必要があります。
雨漏り修理にかかる費用は、修理の規模によって大きく変動します。
一般的な雨漏りの修理費用は、3万円~30万円程度が中心です。一方、小規模な修理として、瓦やスレートのズレ・ひび割れ補修、棟板金のコーキングなどであれば、3万円~5万円程度で対応できるケースが多く見られます。
しかし、屋根全体の葺き替えやカバー工法といった大規模な修理が必要になると、100万円以上かかることもあります。このように、修理規模によって費用が大きく変動するため、まずは現地調査を受けて見積もりを比較することが大切です。
業者をすぐに手配できず、被害が小さいうちに少しでも被害を抑えたい場合は、DIYでできる応急処置が役立ちます。室内では、漏れている場所の下にバケツを置き、水の跳ね返りを防ぐために底にタオルや新聞紙を敷きます。外壁や窓枠付近などの隙間から漏れ出している場合は、防水テープで塞ぐことで、一時的に抑えられるでしょう。
ただし、これらはあくまで一時的な処置に過ぎません。根本的な原因を特定して適切な修理を行う必要があるため、早めに修理業者へ依頼しましょう。
今回は、雨漏り修理の業者選びで失敗しないためのポイントを紹介してきました。
雨漏りは、屋根や外壁の劣化・コーキングのひび割れなど様々な原因で発生します。放置していると住宅の重要な構造部分を傷めたり、健康被害を招く恐れがあるため、早急に修理を依頼する必要があります。修理費用は規模に応じて変動しますが、3万円~30万円が一般的な相場です。
信頼できる業者か見極める方法としては、「十分に現地調査を行うか」「見積もりが詳細に記載されているか」などが挙げられます。また、修理業者のランキングサイトを活用することで、自分に合った業者を見つけることができるでしょう。