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外壁塗装で25年以上保たせることは可能?長持ちさせるためには?

外壁塗装で25年以上保たせることは可能?長持ちさせるためには?

マイホームの外壁塗装、どうせなら一度の工事でできるだけ長持ちさせたい…。

このようにお考えの方は多いと思いますが、実際のところ「25年以上も効果が維持できる塗装」は現実的に可能なのでしょうか?

耐久性の高い塗料を選べば良いだけの話ではなく、外壁の下地処理や施工技術なども重要なポイントとなるでしょう。

以下では、外壁塗装で25年以上持たせることは可能なのか、長持ちさせるためのコツは何なのか、それぞれ詳しく解説していきます。

目次

一般的に外壁塗装は25年以上持つものなのか?

外壁塗装は、高額で大掛かりな工事でもあるため「一度塗ったら何十年も持ってほしい」と考える方も少なくありません。では実際のところ、外壁塗装は25年以上も持つものなのでしょうか?

外壁塗装における一般的な耐用年数は、10~15年程度とされています。この10~15年が一般的な理由としては、価格と性能のバランスが良い「シリコン塗料」が主流であるためです。多くの住宅でこのシリコン塗料が採用されていますが、25年以上も効果を持続させるのは難しいでしょう。

最近では「20年以上持つ」とされる高耐久の塗料も登場しています。施工技術が適切であれば、そのような高耐久の塗料を使用することで、塗り替えの頻度を減らすことが可能です。ただし、年数が経つにつれて、コーキングの劣化や細かな外壁のひび割れなどが進行するため、定期的な点検やメンテナンスは依然として必要になります。

つまり「25年以上持つ」ことが不可能というわけではありませんが、使用環境や外壁の素材、定期的なメンテナンスなどによって左右される部分が大きいのが現実です。

25年以上外壁塗装を維持するには塗料がカギ?

外壁塗装を長く維持するには、まず「塗料選び」が極めて重要になります。一般的に外壁塗装の耐用年数は10~15年程度とされています。現在主流とされている「シリコン塗料」を採用した場合は、この範囲に収まることが多いです。紫外線の強い地域や雨風の激しい地域、湿気の影響が強い環境では、劣化も早まるでしょう。

しかし現在の市場には「20年以上」「25年以上」と高耐久を謳う高性能な塗料も出てきています。特に、無機成分を多く含む塗料では、25~30年の耐用年数が期待されています。現在主流のシリコン塗料よりもワングレード高い「フッ素塗料」であっても15~20年と長期間の寿命が認められており、コストパフォーマンスとの兼ね合いで選ばれることも多いです。

とはいえ塗料を選ぶだけで25年超の耐久を実現できるわけではありません。周辺環境や施工時の下地処理、コーキング材の品質・維持が大きく影響します。また、塗装後も定期的な補修や点検が推奨されています。

外壁塗装を25年以上持たせるためにおすすめの塗料

外壁塗装を25年以上維持するためには、塗料選びが重要になります。

耐久性と耐候性に優れている塗料として注目されているのが「無機塗料」です。

一般的な塗料は10~15年程度の寿命が多いものの、無機塗料は20~25年以上持つとされ、場合によっては25~30年という長寿命を謳う製品も登場しています。無機塗料の強みは、紫外線や雨風などが厳しい環境に対して高い抵抗力を持つことです。カビや藻が発生しにくく、セルフクリーニング機能によって美観を長く保つ効果も期待できます。

さらに無機成分の含有率が高いハイブリッドタイプの塗料では、「硬くて割れやすい」という従来の弱点を克服。ナノレベルで有機成分と合わせることで、硬さと柔軟性を両立し、20年以上の耐久性を実現しています。

外壁塗装を長持ちさせるためのコツとは?

最後に、外壁塗装をより長持ちさせるための3つのコツをご紹介します。

ちょっとした意識の持ち方で塗り替えのサイクルを延ばし、住まいの美観も機能も維持できるでしょう。

定期的なメンテナンスを行う

外壁は日々、紫外線・雨風・湿気・ホコリに晒されて劣化が進んでいきます。少なくとも5年に1回以上、可能であれば年1~2回程度、外壁の状態をチェックすることが推奨されています。壁に触れると粉が手につくチョーキング現象や、ひび割れ、コーキングの劣化などを早めに発見できれば、補修も小規模で済みやすいです。

自力でできる範囲では、ホースや柔らかいブラシで汚れを落とし、ひどい汚れには中性洗剤を使用してみましょう。場合によっては業者に高圧洗浄を依頼すると効果的です。

このような定期的なメンテナンスによって、塗膜の劣化を食い止め、外壁全体の寿命を伸ばすことができます。

基本的な工程で手を抜かない業者を選ぶ

外壁塗装を長持ちさせるためには、大前提として下地処理・塗装工程が重要です。悪徳業者の典型的な手抜きとして、高圧洗浄や下地補修を適当に行う、1~2度塗りで終えてしまうといった手法があります。下地処理が甘いと塗膜が剥がれやすく、早期劣化に繋がってしまいます。

一方、信頼できる業者は、下地の洗浄と補修、下塗り・中塗り・上塗りの3回施工を丁寧に実施し、天候と気温を見極めながら工程を進めます。

悪徳業者を見極める方法としては、見積もりを詳細まで記載していない・依頼者の質問を曖昧に返答する・追加費用の可能性を示唆するなどが挙げられます。業者選びで失敗しないためにも、相見積もりをとり、評判・保証内容を比較しましょう。

高機能&高耐久の塗料を選ぶ

外壁塗装の寿命を延ばすためには、塗料選びが非常に大切です。特に「低汚染性」「遮熱・断熱性」「防カビ性・防藻性」といった性能を持つ塗料は、外壁を劣化させる要因を軽減し、見た目の美しさと機能性を長期間維持できます。

これらの機能を備えた高耐久の塗料を選ぶことで、外壁の劣化スピードを大きく遅らせることができ、再塗装の頻度を減らして長期的なコスト削減にもつながります。

価格だけでなく、機能面に注目して塗料を選ぶことが、長持ちする外壁塗装の秘訣です。

まとめ

今回は、外壁塗装で25年以上持たせることは可能なのか解説してきました。

外壁塗装を25年以上持たせることは簡単ではありませんが、適切な塗料選びと施工、定期的なメンテナンスを行うことで可能になります。外壁塗装における一般的な耐用年数は10~15年程度ですが、最近では無機成分を多く含む抗体級の塗料も登場し、25年以上の維持も期待できます。

外壁塗装を長持ちさせる上で、塗料の選定はとても重要なことですが、施工時の下地処理の丁寧さなども大きく影響します。また、塗装後も劣化症状がないか注意し、定期的なメンテナンスを続けることが長持ちの秘訣です。

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