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外壁塗装の見積もりを出したときにプライマーという言葉を見かけたことがあるかもしれません。
「このプライマーとは何なのかな?」
その場で確認できればよかったものの、後になって気になってしまう場合もあるはずです。そこでこの記事では外壁塗装におけるプライマーについてご紹介したいと思います。
プライマーとは何なのか。なぜ必要なのか。塗装時間はどれくらいなのかなどについてご紹介したいと思います。
外壁塗装で使われるプライマーとは、下塗り塗料のことを指していて、外壁塗装では初めに塗る塗料を指しています。
プライマーの中には「シーラー」や「フィラー」、「プラサフ」、「サーフェイサー」と呼ばれている下塗り塗料などもあります。
下塗り塗料は外壁塗装においてとても重要な役割を持ちます。主に外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3つの工程を経てきれいな外壁を実現させます。
そのため、プライマーは外壁塗装にとってとても大切な役割があるのです。
ちなみに「シーラー」はプライマーと同じ様に使われている下地塗料で、意味合いとしては「シールする」という意味もあり、プライマーをほとんど同じ意味合いを持ちます。
外壁塗装においてプライマーの役割は主に”接着”の役割を持ちます。
下地材(木材やサイディングボード、金属板など)と上塗りしていく塗料と接着するために使用します。そのためプライマーがきれいに塗られているかどうかでその後の塗装も少なからず影響を受けたりします。
例えば、外壁材には先ほどの色々な素材が使用されているわけですが、その平面は凸凹していたりすることもあります。その凸凹をプライマーによって平たくする役割を持ち合わせています。
なので、こんなことは無いとは思いますが、極端な話、プライマーが塗布されていない外壁塗装は完成後も劣化が早くなってしまう可能性があります。
プライマーの塗装時間は塗装する外壁面の広さによって変わってくるので一概には言えません。塗装予定の住宅の壁面が広ければそれだけ時間もかかってしまいますし、少ない場合は少なくなります。
塗装予定の住宅の塗装時間が具体的にどれくらいかかってしまうのか気になる場合、担当の外壁塗装店に確認することで大体の時間は教えてくれるはずです。
そしてプライマーの乾燥時間は、外気温が23度と仮定した場合、4時間以上が一般的になります。
外気温が低いと乾燥にかかる時間は長くなりますし、高くなるとわずかに早くなる傾向にあります。また、
使用するプライマーの種類によって乾燥時間も若干ですが、変化します。
塗装予定のプライマーがどれくらいの乾燥時間なのか気になる場合も、同じように担当の塗装専門店に訪ねてみると良いですね。
今回は外壁塗装に使われるプライマーとは何なのかについてご紹介しました。
外壁塗装において下地塗料でもあるプライマーは中塗り塗料と下地材を接着する意味においてもとても重要な役割を持ちます。
プライマーの他にもシーラーやサーフェイサーと呼ばれる下地塗料などもありますので、気になる場合は外壁塗装店に問い合わせする様にしてみましょう。