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外壁塗装の塗料に含まれる有機溶剤の人体への影響とは

有機溶剤 人体への影響

外壁塗装時には大小なり塗料の臭いが発生し周囲の住宅にも広がります。その塗料の有機溶剤によって環境や人体にも影響が出る可能性もあります。

特に高齢者や持病持ちの方、妊婦の方は稀に健康被害を及ぼすこともありますので注意したいものです。また、犬や猫などのペットを飼っている場合、動物の嗅覚は人間よりも優れているのでペットの様子を注意する必要もあります。

そこでここでは外壁塗装時の塗料に含まれる有機溶剤について、そしてその有機溶剤が人体に与える影響やその対策について紹介したいと思います。

目次

塗料に含まれる有機溶剤とは?

塗装

外壁塗装に使われる塗料の中には化学物質が含まれています。

例えば、

  • イソプロピルアルコール
  • メタノール
  • キシレン

上記の化学物質が含まれていて、これらの放つ刺激臭を吸い続ける事によって人体への影響が出ると考えられています。

そして塗料には、

  • 塗装する表面を保護する役割を持つ「樹脂」
  • 色を付けるための物質である「顔料」
  • 樹脂を外壁などに繋げるための「溶剤」

が含まれています。

この中の「溶剤」がここでいう有機溶剤を指しています。

有機溶剤による人体への影響について

めまい

有機溶剤に含まれる化学物質は決して体に良いものではありません。

特にキシレンなどのシンナーはめまいや吐き気、不眠障害にも繋がりやすいです。また、吸い続ける事によって脱力感、女性であれば不妊を引き起こす可能性もあるため注意です。

健康障害例

鼻の詰まり、鼻の痛み、頭痛、めまい、嘔吐、吐き気、呼吸器障害、皮膚等への刺激、睡眠障害 etc…

そして有機溶剤への懸念点を考慮して、近年増えてきたのが水性塗料です。

水性塗料について

水性塗料は有機溶剤の代わりに水が使われていて、人体への影響も少ないとされています。そのため近年では溶剤に使う水性塗料が多くシェアされています。

ただ、必ずしも水性塗料だから無害というわけではありませんので、水性塗料は安心安全という認識へとならないようにしましょう。

外壁塗料による健康被害を防ぐためのポイント

窓を閉める

塗料の有機溶剤による健康被害を防ぐためには、その刺激臭から身を遠ざけることが一番です。

例えば、

  • 塗装中は必ず窓を閉める
  • 塗装中はマスクをする
  • 住宅から離れる

など家にいる時間を減らしたり、出来るだけ身を遠ざけることで健康被害を受けにくい状況を作る事ができます。

ただ、ペットなどを飼っている方などは塗装業者にも事前に相談し、どのような対処が望ましいのかをまずは聞いてみると良いです。

室内犬と外で飼っている犬でも状況は変わってきますからね。

まとめ

今回は外壁塗装の塗料に含まれる有機溶剤の人体への影響について紹介しました。

塗料に含まれる有機溶剤は多かれ少なかれ、人体へ何かしらの影響を及ぼします。近年は水性塗料を使用した塗装も増えてきましたがリスクが0になったわけではありません。

外壁塗装を行う業者にも塗装中の注意点などを再確認し、健康被害を受けない対策を自分自身でも模索してみましょう。

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