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外壁塗装における”ゆず肌”仕上げや模様について

ゆず肌仕上げ

外壁塗装には、ゆず肌のような特徴的な模様の仕上げ工法があります。最近はサイディングも外壁に使用される事が増えてきましたので、見かけることも少なくなってきましたが、いまだに人気のある仕上げ工法でもあります。

ゆず肌仕上げは凹凸のある塗装仕上げが特徴的で、その様子からまるで”ゆず”のようだ。ということもあり、ゆず肌仕上げとされています。

外壁塗装の選択肢にゆず肌模様がある方はこれから紹介する内容を読むことで理解を深める事ができる様になるはずです。

目次

ゆず肌仕上げとは

ゆず

ゆず肌仕上げとは冒頭でも紹介しましたが読んで字のごとく、外壁にゆずの皮のような凸凹した表面を施す外壁仕上げです。ゆず肌仕上げにするには塗料の粘度を調節したりすため職人の技術の高さも問われることになります。

最近はサイディングボードに模様のついている外壁も人気ですが、ゆず肌仕上げの様な職人の技術を駆使した外壁模様もいまだに人気なんですよ。

ゆず肌仕上げの施工工程について

ゆず肌

外壁をゆず肌仕上げにする場合、大きく分けて2つの塗装方法があります。

スプレー仕上げ

スプレーによる吹き付け塗装で粘度が高い塗料を使用し、外壁に噴射します。最近は工数を最適化するためにこのスプレー仕上げが多くの外壁塗装店で採用されています。

もちろんスプレーを使用する場合もスプレーガンの種類を変更したり、塗料の粘度を変更したりと職人さんの技術は必須ですので、依頼する塗装店にもその辺りの気になることなどは相談する様にしましょう。

ローラー

パターンローラーを使用して塗装するので手間と時間がかかります。一般的に外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装するわけですが、ゆず肌仕上げは下塗りの次の工程で行う様になります。

ローラーで行う場合もスプレー仕上げと同じ様に塗料の粘度を調整しながら塗装する様になります。

実は外壁塗装の模様にはゆず肌仕上げの他にも魅力的な仕上げ工法がありますので紹介したいと思います。

ゆず肌仕上げ以外の工法

塗料

リシン仕上げ

スプレーガンを使用して吹き付けで行います。昔からある馴染みのある模様で砂を骨材に混ぜるため、ざらついた仕上げになる特徴があります。

費用は比較的安価になりますが、ひび割れができやすいというデメリットもあります。

さざ波模様

粘度の高い塗料を使用しローラーで仕上げていきます。ゆず肌仕上げよりも凸凹している部分がハッキリ確認できる模様でもあります。

スタッコ仕上げ

リシン仕上げに近い吹き付け仕上げですが、リシンよりも厚みを持たせた仕上げになります。厚みがある分耐久性も高くなり外壁を見た時の重厚感などもより伝わります。骨材によって質感も変わるので塗装店に確認する様にしましょう。

吹き付けタイル仕上げ

陶器のようなツヤを持ち、文字通りタイルのようなツルツルとした硬い仕上がりになります。

凹凸模様

ゆず肌仕上げ同様に凹凸のある模様になります。ただ、ゆず肌仕上げよりも凸凹感がまばらで月面のクレーターを感じさせる様な模様でもあります。

ゆず肌仕上げの注意点

職人

外壁塗装をゆず肌仕上げにする場合にはいくつかの注意点などもあります。

汚れが付着し目立ってしまう可能性

ゆず肌仕上げは凹凸があるため、年数を重ねるとその凹凸に汚れが付着し蓄積してしまう可能性もあります。

味があると言えばそれまでですが、外壁の汚れが気になる方にとっては一つのデメリットになるかもしれません。

塗料の色に気をつける

ゆず肌仕上げはその凸凹した表面が特徴です。しかし、色によってはその特徴を活かす事ができない場合もあります。

特に黒系の色などは目立ちにくい可能性もありますので、できればペールカラーの様な薄いもしくは淡い塗料を使用するとその特徴も活きてきます。

もちろんこれは個人の自由ですので、お好きな色をチョイスして塗装店に相談するのが吉です。

まとめ

今回は外壁塗装におけるゆず肌仕上げについて紹介しました。

どんな仕上げ工法なのかある程度イメージできましたでしょうか。

外壁に凹凸の加工を施したい。そんな方はゆず肌仕上げの工法を検討されてみてはいかがでしょうか。

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